郡山市×福大による無料公開授業第3回が開催されました。

郡山市と福島大学の連携によるふくしま未来食・農教育プログラム無料公開授業・第3回が開催されました。
これから12月まで3回にわたって講義を行っていきます。詳しくはチラシをご覧ください。

さて、今回のテーマは農協改革です。
この9月に、改正農協法が成立しました。

その過程では、農業の生産性や強制力を高めるためには農協の改革が必要だという立場の意見と、
それは協同組合という仕組みを軽視したものであり、地域の現状・農業現場の声を無視したものである、もっと現場をよく見てくれ、という声とが激しく物ぶつかり合いました。
その結果、農協に大幅な組織と制度の変更をせまる改正に至ったわけです。

また福島県は来年3月に広域合併によって4つの農協に再編される予定です。
このように、農協改革と農協再編の中にある今、これからの農協はどうあるべきか、
これを考えることは、福島県の食と農、地域の復興を考えるうえでも重要なテーマであると考えます。
講師には、東京農業大学教授(東北大学名誉教授)の両角和夫先生にお越しいただきました。
先生は長年、農業と農村・地域社会の実態と構造を踏まえ、そこに農協の役割を問う研究をされてきました。

本日の題目は、「農協改革と地域振興における農協の役割」。

農協のめざすべき姿は、今回の農協改革の延長上にあるのではない。

①食料自給率の大幅低下、②農業の担い手不足、③中山間地域の衰退、④農業・農村の多面的機能の低下、これら現代の農業問題(農村・地域問題)の解決に農協がどう役割を発揮していけるか、これが問われていると話されました。
またフロアからは、農業・農村が直面する問題の解決には農協が果たすべき役割は大きいが、そこでは多様な人々の参画による地域ぐるみの取り組みが重要になるとの意見が出て、議論が活発に行われました。
次回は11月18日、東北大学の冬木勝仁先生が米の流通問題について語ります。

(則藤孝志)

2015郡山市公開講座チラシ

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